Laravelをインストールして最初に実行する作業の一つに、アプリケーションのロケーション設定があります。
この作業をしないと、アプリケーションで扱う時間が日本時間と異なったり、バリデーションのメッセージが日本語にできなかったりします。
今回は、Laravelのロケーション設定について解説します。
環境
下記の環境で構築しています。
項目 | バージョン |
---|---|
php | 7.4.3 |
laravel | 8.0 |
コンフィグ設定
laravelでアプリケーションで言語周りの設定をしているのが、cnofig/app.php
です。
下記の設定を日本環境用に変更します。
// config/app.php <?php return [ 'timezone' => 'Asia/Tokyo', // UTFからAsia/Tokyo 'locale' => 'ja', // enからjaに変更 ]
言語ファイルをダウンロード
Laravelは初期状態で言語対応するための環境が整っていいます。
しかし、初期状態では英語の環境しかありません。
日本語用の言語ファイルは別途インストールする必要があります。
言語ファイルは公式で用意していますので、コマンドで言語ファイルをダウンロードします。
$ php -r "copy('https://readouble.com/laravel/8.x/ja/install-ja-lang-files.php', 'install-ja-lang.php');" $ php -f install-ja-lang.php $ php -r "unlink('install-ja-lang.php');"
インストールが完了すると、resources/lang
配下に、新しくja
ディレクトリが作成され言語ファイルが追加されます。