これから賃貸住宅を去るグズな人へ送る言葉

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東京から田舎に越して来て、2ヶ月がたった頃、大家さんから手紙が来ました。
読むと「修繕費が23万かかっていて、足りない分を補填してほしい」という内容でした。
1Rでタバコも吸わない、ペットも買わない、部屋に改造もしていないのに何故こんな金額だと思い、色々調査をしました。

題名にあるように、去る人にとってはおそらく手遅れだと思いますので、被害を最小限に抑えるTipsを記載します。

この記事で得られる情報

  • 賃貸から引越しを考えている人が知りたい心構え
  • これから賃貸を借りる予定の人が知りたい、退去時の障害と事前防止策

グズとは

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タイトルに書いた、グズ(愚図)とは、動作が遅い人、決断が苦手な人の事を言います。 kotobank.jp

特徴としては、仕事をしていてこういった状況になる方だと思います。

  • 優先順位をつけるのが苦手。
  • 片付けられない、整理先頭が出来ない。
  • 周りがよく見えないと感じる事がある。
  • 体力任せで仕事をして、残業だろうと休日出勤であろうと根性で仕事する。
  • 調査不足や準備不足で当日を迎える事がよくあるのではないでしょうか?

こう言った特徴を持つ自分だからこそ、陥った事象について触れていきます。

まず最初にやるべきかとは?

まずは、住んでいる地域に条例がないか調べて見てください。
東京都の場合は賃貸住宅トラブル防止ガイドラインと言うガイドラインがあります。
ここには、例えば借りた状態に戻すと言うのは、一般的にどう言う意味なのかについては、

(2) 「原状回復」とは

・借主に義務として課されている「原状回復」とは、退去の際に、借主の故意・過失や善管注意義務違反、その他通常の使用方法に反する使用など、借主の責任によって生じた住宅の損耗やキズ等を復旧することです。

また、大家と自分の費用がどっち持ちなのかと言う事については、

(ア) 貸主の費用負担

・賃貸住宅の契約においては、経年変化及び通常の使用による損耗・キズ等の修繕費は、家賃に含まれているとされており、貸主が費用を負担するのが原則です。
※例えば・・・
壁に貼ったポスターや絵画の跡、家具の設置によるカーペットのへこみ、日照等による畳やクロスの変色

(イ) 借主の費用負担

・借主の責任によって生じた、または故障や不具合を放置したことにより発生・拡大した汚れやキズについては、借主が負担するのが原則です。
※例えば・・・
タバコによる畳の焼け焦げ、引越し作業で生じた引っかきキズ、借主が結露を放置したために拡大したシミやカビ

もし、判断に困った場合は、自分で判断せず住宅政策推進部 不動産業課 賃貸ホットライン (TEL:03-5320-4958)に直接聞いてみるのも良いかもしれません。

請求金額の交渉

私の場合は、大家さんがリフォームの手配をしていたので、大家さんと交渉します。 契約書に納得いかなかったり、その金額をもらって自分ならもっと安く直せる人脈なり、能力があるのであれば対等に話をすべきだと思います。

悪質だろうとなんだろうと、リフォーム会社も大家も素人ではありません。
素人考えで、すごい安い単価を吹っかけられたら、お前やれよと言いたくもなります。 (システム屋としてね。)

だからといって言い値でやれと言う訳ではありません。
もし近場に有識者がいないのであれば、一度、専門家の知識を仰ぐ事も重要です。
それは、先に述べた、住宅政策推進部 不動産業課 賃貸ホットラインであったり、消費者センターに電話して相談して見る事も有効です。

火災保険とショートの関係

レアケースですが、私の場合、エアコンのコンセントに埃が溜まってショートしてしまい、10万近く請求されました。 この件に関して、保険が降りないか確認して見たところ、コンセントがショートしただけで請求が認められたケースは少ないそうです。 火事になって初めて火災扱いになるそうで(まだ現在進行形で確認中です)

また、実地検証が必要なので、事故が起きた直後にまず保険会社に話をつけないといけません。
それに、保険会社が電話が繋がりにくい事が多々あります。

グズに送る言葉

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本題ですが、グズな人には上記に加えて、下記の考えを持っていただきたいです。

スケジュールを立ててスピード感を持って行動

グズは、忙しいことを理由に、あとでまとめて対応しがちです。
引越しについても、業者を手配して荷物をまとめればあとは何とかなると思っていると危険です。
上記のような調査もままならなかったり、大量のゴミ出しが当日になってしまいそのクレーム対応費を取られたりします。

証拠がない言い訳は取り合ってもらえない

あまり些細な事を気にしないグズにとって、初期状態がそういうものだと思って特に問いただしたりしないのではないでしょうか?

大家が初期状態の様子を把握していない可能性があります。
部屋にフックが刺さっていたとか、扉の塗装がハゲていたとか、との締まりが悪いとか、そいういものかなと思っていると、退所する時にその点を指摘されて言い合う羽目になります。
初期状態を立証できるものがない場合は、例えば滞在期間を言おうと、感情に訴えようとあまり意味をなしません。

仕事ではないといえど、一番重要なのは、気づいた時に即確認、報告です。

やっぱり部屋は片付けて置く。

グズはとって、自分一人生活できれば問題ないと考える人は多いのではないでしょうか?

今思い返すと、私生活の中で初期不良を見つけても、即座に業者を頼むにしろ、大家を呼ぶにしろ、行動にためらいがありました。
それは、部屋が汚くて入れたものでは無かったからです。

昔、上司に「普段やっていないことは、本番で出来ない」と言われた事があります。 いざ、イレギュラーな事態が起きても、まだそんな状況にないと言わないといけない状況にしない事が重要です。

何事も早期発見と対処が重要です。

散々考えた後に、ふと思い返す。

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昔から、「部屋の乱れが心の乱れ」と言う言葉があります。

実際この通知を見たときは、直向きに仕事した結果がこれか…と落胆してしまいました。
どうにかして言い訳を考えるために、故障や汚れもの初期状態を思い返すと、エアコンが壊れようが、部屋が汚れようが「動きたく無い」「誰も呼びたく無い、会いたくない」という心理状態の自分が思い返されます。

これでは、心身の病気です。 最初数ヶ月はもしかしたら疲れてこんな状態になるかもしれませんが、この状態の思い出しか内容な状態であれば、それは、処置が必要です。
お友達を誘ってご飯を食べるなり、お医者さんに相談して治療してもらうなり手段はあります。

私の場合、必要経費をひたすら仕事と惰性につぎ込みました。 思い返すと、ちゃんと掃除したのは、後にも先にも、心労による長期療養した時だけだったかもしれません。

だから、心の定期検診費=部屋の修繕費と考えられるのかもしれません。

最後に。

お金の価値を決めるのは自分自身です。
調べる事にかかる時間も「お金」、裁判するのも「お金」である事は心の片隅に置いて置いてどの解決策が一番良いのか考えながら対応して見てください。